成績からみた横浜DeNAを簡単に総括しよう~野手編(外野手)〜

話の前に...

【最近のプロ野球の動向】

 

筒香(横浜)ポスティングシステムを利用し
メジャー挑戦を表明

私としては「ついにこの日がきてしまったか」という感じですね。
来年筒香がいないと思うとすごく寂しいです。しかし、彼にとってメジャーへ行くことが夢だったわけですから頑張って欲しいです。そして、メジャーで1日でも長く4番を打ってもらいたいです。筒香にとっても試練であり、横浜にとっても来年は試練な訳です。両者沢山応援します。

秋山(西武)メジャーも視野に入れ、海外FA権行使

ライオンズの安打製造機・秋山も使用する権利は違えどメジャーを視野に入れたFAを表明しました。筒香と2人の活躍で日本人選手の今後メジャー挑戦する選手の活躍の場がより広がっていくことを期待したいです。しかし、西武にとっては秋山の穴というのは非常に大きいでしょう。(もちろん筒香の抜ける横浜も)
ただ、ライオンズといえばレギュラーが抜けるとニューホープが早い段階で出てくる印象が強いので秋山の穴を埋める選手が誰になるのかも大いに見ものではあります。

則本(楽天)、中島(日本ハム)、益田(ロッテ)、野村(広島)
大島(中日)残留表明。鈴木大地(ロッテ)FA宣言。

勿論、FAを選択するかしないかは本人次第です。だらこそその選択を受け入れてあげることが必要だと思います。受け入れらず文句を言ってしまうのも然りです。(球団に矛先が向くこともある)意見なんて人それぞれですから。上記の選手も色んなことが頭によぎったこともあるでしょう。選んだ道でより一層活躍してもらい野球に、球団に、ファンに愛し愛される選手になってもらいたいですね。

FAの締め切り、スタッフの決定、選手の退団、獲得情報など一気にニュースが入ってきてさすが全ては無理なので今回はこの辺で。

ポスティングと海外FAの違いについてはこちらの方が非常にわかりやすく紹介していますので是非お読み下さい。

yno.hatenablog.com

 

さて、いきましょう。


~外野手編~

 

筒香嘉智(.272/29/79)

我ら、いや日本の4番筒香です。昨年よりやや見劣りした部分はありますが、それでも崩れることなく安定した成績を残しました。できれば本塁打あと1本打って30本に乗せたかった!!得点圏打率(.272)が昨年(.237)より良くなっており、ロペス、大和と同様に満塁時に今年滅法強く(どんだけ満塁機会作ってんだ).667(9打数6安打15打点)と大健闘しました。また、今年はなんといっても宮崎が怪我で欠場した際に5年振りのサードを守りましたが、そつなくこなし宮崎復帰までしっかりサードをやってのけました。夢の詰まった、ドラマを作った本塁打の数々。プロ野球を、横浜DeNAを引っ張ってくれた男は次どんな夢をドラマを作ってくれるのでしょうか。また、もし戻ることがあれば横浜の空高くにホームランかっ飛ばしてください。

神里和毅(.279/6/35)

琉球のイケメンスピード―スターは桑原の不調を横目に前半戦1番に定着しましたが後半に入ると徐々に調子が落ちて確実な1番定着とはなりませんでした。それでもほとんどが1番での試合出場で1番出場時の打率は.295と決して悪くはありません。強いて言うのであれば三振の数が多くチームでは筒香(141個)に次いで2番目(121個)でした。加えて四球数(26個)が規定打席に達している選手の中でも低いです。これらの条件だけ見て言ってしまうとリードオフマンとしてはまだまだ課題があります。しかし、筒香、ソト、宮崎、ロペスに次いで神里も長打率は4割を超えるなど中距離もしっかりと打てる選手ではあるので願わくば「西武・秋山タイプ」のバッターに育って行ってもらいたいです。今年の神里の躍進に他の選手もうかうかしてられませんね。


桑原将志(.186/2/7)

今年1番苦虫を噛んだ選手じゃないでしょうか。もともとバッティングの波が大きい選手ではありましたが、乗せたら怖いのが桑原というのが私の印象です。しかし、本来の調子も出ず、今シーズンは神里の1番起用や楠本、乙坂と控えを争うような形にもなってしまい1軍2軍をいったりきたりしていました。9月は少ない試合ながらも.316と結果を残したので「ハマの不動のリードオフマン復活なるか!!」桑原の来季の巻き返しを期待したいところです。

 

梶谷隆幸(.215/5/15)

中畑政権時代からチームを支える青い韋駄天も度重なる怪我で去年、今年と苦しいシーズンを送っています。しかしそんな彼の状態も良くなってきているのかもしれません。
後半戦だけでみてば8月昇格後からの打率は.283で本塁打(5本)も後半戦だけで放っています。通算で見ても打率.215ですが出塁率は.330と四球もしっかり選べているので桑原と同様に来季に向けての形を後半戦に作ることができたのではないでしょうか。
守備でも幾度となく闘志溢れたプレーを見せてくれました。ただ、印象的なのはやはり7点差をソトの3ランホームランと梶谷の満塁ホームランで同点にし、延長11回にソトのホームランでサヨナラ勝ちした試合でしょう。(報道ステーションでなんかやってらしいけど見忘れました。それ聞いて見直しました。笑)
ポテンシャルの高さはピカ1だと思います。3割を残せるバッターとなればトリプルスリーも狙える選手だと思います。だからこそ伸びてきている若手に負けずレギュラーを勝ち取ってもらいたいですね。

佐野恵太(.295/5/33)

今年は代打率.344得点圏打率.367と勝負強い打撃でチームを幾度となく救ってくれました。真ん中から外に滅法強いようですが内の球への対応がまだまだのようなです。
しかし、コースをしっかり張った結果でこの数字をたたき出していると考えると内攻めをくらう前に甘く入った外の球や、外しにいった球をしっかり打ちにいけてるということかもしれません。筒香の抜ける穴埋めとしてラミレス監督が一番期待している選手です。来季もこの勝負強さが発揮されればチームにとってはこんなに心強いことはないでしょう。激しい外野手競争に果たして勝つことができるのか見ものです。

乙坂智(.245/2/17)

今年も控えの外野手として一軍に帯同し、過去最多の試合出場を果たしました。
打率.245とまずまずなものの得点圏打率は.382と乙坂も勝負強さを発揮しました。7月までは安定した成績を残していましたが8、9月は調子を落としアピールに欠けてしまいました。しかし、離脱も少なくコンスタントに結果を残した乙坂もこのまま控えに甘んじることはないでしょう。


~その他~

主力選手ばかり紹介しましたが正直DeNAの来年の外野手争いはかなり激化しそうですね。上に書いた選手以外にも長打力が魅力で2軍では15本の本塁打を放っている【若き大砲】細川や対照的に2軍で打率.315を記録し、公式戦初本塁打が代打逆転満塁ホームランと確実に成長している【アベレージヒッター】楠本2軍では格の違いを見せつける成績を残し続けている【未完の大器】関根「代走で30盗塁できる」とラミレス監督を唸らせた【俊足】宮本など虎視眈々とレギュラーの座を狙っている選手がいます。また、今年のドラフト6位には外野手陣のカンフル剤になりそうな青森大学の走攻守三拍子揃った蝦名を獲得しました。実力と期待と希望が入り混じったDeNAの外野手陣は果たして誰がレギュラーになるのでしょうか。今からワクワクしてしまいます。


そして…

 ありがとう。筒香

海を越えても、フェンスを越えろ。

 

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 ※この写真はTwitterから拝借させていただきました。
問題があるようでしたら削除いたします。


(YOKOHAMA DeNA BAYSTARS CHANNNELより引用)



最後までこのシリーズを読んでいただきありがとうございました。(読んでいただけてるかはわかりませんが)
今後も野球に関しては書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。


 

 

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